この『純米大吟醸』というお酒のランクは、あの『獺祭』で一躍有名になりましたね。

純米大吟醸とは、お米だけ醸される純米酒で、精米歩合は５０％以下、そして特に丁寧に作られる吟醸仕込みで醸されたお酒です。

なんと、お米の半分異常を削りとってしまい、その芯だけでお酒を造るんですね！

まさにランクとしては、お酒の最高峰！！

（千年の都の精米歩合は49％）

 

【店長・宮本＝飲んでみた感想】

まず、日本酒の最高級ランクなのに、この価格は嬉しいですね。

お手頃価格なので普段飲むお酒の、ちょっと延長線上で楽しめます。

 

香りをかいでみると、まさに純米大吟醸らしい吟醸香、やや甘みのある香りです。その香りは爽やかさも持ち合わせていて、透明感がありクリーンです。好印象。

冷酒で飲んでるんですけど、その味わいは、軽やかでライト。

するりと口の中に入ってきます。

お米由来のほんのりとした甘みを感じ、じゅっと酸味が広がります。

その後はサラリと切れて、爽やかなあと味です。

裏ラベルの表記では「淡麗辛口」とありますが、すっきりとした後口ながら、飲み口の甘みや柔らかさがあるので、繊細で体に染みこむような辛口ですね。

 

もちゃもちゃっとしたあと味ではなく、キレが良いので、寒い冬にはぬる燗もおすすめしています。

お米の甘みがじゅわ～っとナチュラルに、口の中で広がり、アルコールくささとかはほとんど感じません。

でも、本醸造系のすっきりさには負けてまうかな。

その辺は好みでわかれるかもしれません。

僕はけっこう好きな味わいです。

 

取扱い容量：1800ml・720ml

原料米：※ラベルに原材料名の表示なし

精米歩合：49％

日本酒度：+4

酸度：約1.2

アルコール度：14.8度

酵母：協会９号　泡あり？　7トン仕込み

 （先日、蔵元の営業さんとお話しし時に「７トン仕込みってめっちゃ大きい仕込みなんですか？」と尋ねてみました。

「大手メーカーさんでも、純米大吟醸の７トン仕込みは難しいと言われています。当社はけっこう前からこの大きな仕込みをして、実績を積んでいますので、安定しておいしい純米大吟醸を作ることができます。お値段もお手頃価格になっていますので、たくさんの方にご愛飲いただきたいです」と、

おっしゃっていました）